果たしてサラリーマン大家は儲かるのか?

数年前「大家300万人時代なる」というコピーが、ある経済誌で踊っていましたが、現在も不動産投資はますます盛んに行われています。

さて、不動産投資は、そんなに儲かるのでしょうか?

不動産のプロの視点から、不動産投資の利益構造について簡単に解説すると…

まず結論は
「儲かるかどうかは、物件を購入しただけではわからない。」ということです。

なぜなら、不動産投資は、購入して家賃収入が入るだけでは、まだ儲かったかどうかの判断は出来ません。

ではどうしたら判断できるのか…
その収益不動産を『売却』して、はじめて、儲かったか? 損したか? がわかるのです。

つまり、毎年の収支の合計と、売却時の利益または損失の合計が出で、その投資の損益が確定するという事です。
よって、儲かるかどうかは、数年後にしかわかりません。
もちろん損する事もあり得ます。

だから、
物件が買えたと言って喜んで入られないし、沢山物件を保有しているから儲かる、とは限りません。

買った時点では、まだゴールではなく投資の始まりに過ぎません。

売却する迄は、まだ仕掛かり中で、沢山準備して利益を目論んでいる状態に過ぎません。
要は、沢山のビジネスを仕掛ける、実業家と同じ状態です。

よって不動産投資で儲ける為には、まず、儲け方の勉強をする事が必須です。