仲介手数料とは?

不動産会社に物件を紹介して貰い、購入した場合、不動産会社に報酬を支払います。
これを仲介手数料と言い、基本「成功報酬」です。

だから、物件の紹介を受けるのも無料!
紹介された物件の内見も、無料!
検討中の物件の融資付け、各種交渉、物件の調査も無料!
言い換えれば、売買契約の締結がなければ、全て無料!!

ちなみに、成功報酬というのは、「売買契約が締結され、取引が完了した時に報酬を得る」と言う意味となります。
つまり、仲介手数料を支払う時期は、取引完了時です。

では、仲介料はいくら払えば良いでしょう?

宅建業法で、不動産会社が受け取れる仲介手数料の上限が決まっています。
具体的には、物件の価格に両率を掛け合わせて、算出された額となります。

【仲介手数料の上限額】

取引額 報酬額(税抜)
 取引額200万円以下の金額  取引額の5%以内
 取引額200万円を超え400万円以下の金額  取引額の4%以内
 取引額400万円を超える金額  取引額の3%以内

※仲介手数料は消費税の課税対象なので、別途消費税がかかります。

一般的に支払いのタイミングは
・契約締結時に仲介手数料の50%を支払い
・引き渡し完了時に残りの50%を支払う
ことが望ましいとされています。

これは、不動産売買では契約締結時点で引き渡しまで完了していないことが多く、取引が完全に終わったとは言い難いためです。

仲介手数料は不動産会社によっても異なります。
仲介手数料について十分理解したうえで不動産運用を行うとよいでしょう。