不動産投資は楽な副業?

不動産投資には投資経営の2つの側面があります。

収益物件を購入したら、即日賃貸経営が始まり経営者になる訳です。

この『投資』と『経営』は、サラリーマン人生の中ではあまり経験しません。
準備」や「心構え」なく始めてしまうと、かなり苦労する事になりかねません。

そこで『投資』と『経営』2つの面から、「不動産投資は楽な副業か?」を考えてみます。

まず投資で一番重要な仕事は何か?

損益を予測し、リスクを計測し、その上で投資をするかどうかを“決定”する、という事です。

これは、初心者には少々難しいかもしれません。
ただ判断基準に乏しい、一か八かというギャンブルや投機とは明らかに違い、きちんとした経験則からくるロジックの元に、その投資案件が良いものかどうかは判断出来ます。
経験を積めば、「決定する」力はスキルアップします。
慣れてくるに従って、その決定は利益をもたらす確率が高くなっていくでしょう。

続いて経営で一番重要な仕事は何か?

これは経営判断という言葉があるように“判断”するという事です。
中小企業のワンマン経営者であれば、この判断=決定事項です。
どのように判断して意思決定するかで、企業の行く末が決まる訳です。

つまり『投資』も『経営』も、最も重要な仕事は「判断して決定すること。」
1日8時間何かの作業をするとか、1日にノルマ○件こなすとかという作業ではありません。

『投資』自己責任で、誰の指示もあおぐ訳にはいかず
『経営』全て自分で判断し、時には業者さんに的確な指示を出さねばなりません。
これが不動産投資の仕事の本質です。

不動産投資の判断や決定に慣れて、即答出来る人もいれば、1日8時間かかっても、丸一日、1週間経過しても決定できない人もいるでしょう。

「不動産投資は楽な副業か?」の結論は
決定する」スキルが高い人にとっては、楽な副業
それが苦手な方人には、苦行となるかもしれない です。

いずれにしても、経験を積めば、「決定する」スキルも上がる事は間違いないので、「心構え」だけはしっかりしておきましょう。